ものの見方や考え方は人それぞれで、その人の信じているものが現実、真実として認識されるわけだから、どちらがいいとか悪いとかは言えません。
今回の出来事は、あまり細々としたことまでは言いにくく、ストレスの溜まる表現となってしまいました。
そういう考え方もあるけど、こういう考え方もあるよねって、気軽にいえないところで悩んでしまいました。
お互いの見解の相違をことさらにあげつらうと、相手は自分を非難されているという錯覚を起こし、被害者意識に陥ってしまうことがあるようです。
結局お互いを比較するようなことになり、軋轢が生じてそれが敵意に変わり、そうなるともう対立、分裂という図式になっていくことは今までの経験上よーく分かっております。
以前もそんなことで、それまで散々親しくしてきた人から絶縁されたことがありましたっけ。
私の生真面目な性格だと、何とかして相手に理解して欲しくって、自分はどう考えているのか一生懸命説明しようとするわけで、決して非難したりするつもりはないのだけれど、相手によってはひたすら頑なになってしまうってこともあるのですね。
もちろん、理解してくれて納得してくれる人もたくさんいるはずですが、相手の性格とか上下関係とかを見極められないとだめなんだなぁと思います。
人との距離感の取り方がメチャクチャ下手で、サラーッとやり過ごすことができないんです。
あっ、ヤバイ!っていうときに、サッと身を翻す技をそろそろ見につけたいと思います。
寛大、寛容を相手に要求するのは無理ってもんですね。
だから、自分が寛大、寛容になって、静かにフェードアウトしていくのが一番だと、先日友人と話しをしながら出した結論なのでした。